有限会社電工舎

仕事内容のご紹介

先代よりお付き合いのある、大手電気機器メーカーを主要顧客とし、主に変電所の設備構築の仕事を請け負っています。

変電所の役割には下記の項目が挙げられます。

超高圧変電所、一次変電所、二次変電所、配電用変電所と各変電所で徐々に電圧を下げて、家庭や工場に届けています。

変電所には変圧器のほかに、故障などのときに自動的に電気を切る「遮断器」、送電装置を点検するときに電気を切る「断路器」、落雷のときに雷の電気を地面ににがすための「避雷器」などの安全装置を備えております。

電気を送るときは、送電中のロスを少なくするために、電圧を高くします。

電流が送電線を流れると、電気抵抗のため熱が出ます。

この熱が出ただけ電気がロスすることになります。この熱は電流が多いほど出るため、電流を少なくしてやればロスが少なくなります。

同じ電力の電圧と電流は反比例するので、電流を少なくして送電中のロスをへらすためには、電圧を高くする必要があります。

生活に必要不可欠な電力を確実にみなさまにお届けできるよう、送配電網の維持管理を担当しています。

当たり前のように使用している電気は私たちのようなプロによって安全に自宅に届けられています。

工期は2週間〜1ヶ月の案件が多く、約30程に別れる細かな工程はざっくりと下記の5つに分類されます。

【埋込ベース設置作業】
コンクリート打設前に埋込みベースを設置します。
水平になるようレベル調整を行います。

変圧器搬入→コロ曳→据付

搬入業者により大型低床トレーラーで
現場まで輸送してきます。
大型変圧器ですと７０、８０ｔの重量物です。

変圧器本体据付が完了後、付属部品関係を組立します。
基本的には同じですが、変圧器の大きさによって部品の数も変わります。

組立完了後、試験を行います。

絶縁油注油し仕上げの補修作業を行います。

工事完了です。